三次元写真計測システム
現在、がけ地や崩落地等の危険箇所の測量には、測量者が現地で直接測量を行う大変に危険性の伴う手法が用いられています。
当社では、デジタルカメラによる三次元写真計測システムを用いることにより、直接現地測量を行わず安全で迅速な現況図面を作成するお手伝いをいたします。
現況デジタル写真から現況図面作成までの流れ
当社では、現況をデジタルカメラにて撮影し画像より現況図面を作成するシステムを用いて危険箇所の間接測量を行います。このため従来の直接的な測量とは違い「安全」「迅速」「安価」にて現況地形図を作成します。
また、当システムにて作成したデータは汎用の3D-CADにて編集可能なデータに変換可能なため、設計作業への取り込みが容易となります。
1.調査箇所の決定
2.基準となるマーカーの設置
既知点およびスタッフ等を設置します。
3.デジタル写真撮影
撮影方法…地上、櫓、ヘリコプター、船上、バルーン、ラジコン等
4.対応点のマーキング
5.3Dワイヤーフレーム図の作成
6.任意位置での横断図作成
平面図(3D写真合成)
平面図(3Dソリッド)
三次元写真計測システムの特徴
- 崩落地、地すべり等の危険箇所での安全な測量が可能です。
- 現地に既知点があればマーカー及び垂直基準を設置し、デジタル写真を最低2方向より撮影するのみですから作業を迅速に行えます。
- 不動部での既測量図面との合成が可能です。
- 現地での作業時間が短縮される為、従来の直接測量に比べ安価に行えます。
- 緊急性を要する災害測量に有効です。